2013年08月21日

ジェフユナイテッド市原・千葉2-1東京ヴェルディ(2010年5月22日 フクダ電子アリーナ)

 まずは選手紹介で佐伯に拍手。
 外から聞く話は、ヴェルディやばいやばいという内容ばかりなのだけれど、そうした雑音を振り払って、アウェイゴル裏に集まったヴェルディサポのコールが力強いものなのは意外だった。というより、この状況では応援に専念するほか無いと開き直る一手のみかもしれない。動揺するような人はそもそも既に落ちているのだろう。

 こちらは福元、青木良太、和田と、茶野の負傷やミリガンのW杯離脱、アレックスのポジション変更と、開幕のDFライン4人のうち3人が変わっており、連携面での不安が色濃いスタメン。それもあってか中盤の底には中後に変えて久しぶりの山口。

 和田は及第点、当面このまま固定でよさそう。シュートの意識が高く、ポストに当てたのが入っていたら今日のスターだったかも。ボールに絡むとシュートにせよクロスにせよ早めに結論を出すプレイが多く、その積極性はよしとして、緩急つけるプレイも局面によっては必要か。守備では空中戦に強く、サイドにロングボールが入っても安心してみていられた。一方、中にしぼったときの守備では裏を取られるプレイが怖いかも。この辺は連携面も含めて対応してもらいたい。

 良太は前半は相手の動き出しに苦しんだのか、手を使うプレイが多くて危なっかしかった。上背があるうえに、外から手を回すようにかけるので、すごく目立つ。使うにしてももう少しうまいおさえ方があるだろ。新しい基準で、エリア内で手をかけて転ばれたりしたら、それだけで1失点もののプレイ。せっかく得たチャンス、この辺は修正してほしい。結局良太が嫌な位置で与えたファールからFK。高木に見事な弾道で決められる。

 ネットの落としに倉田がダイレクトで放ったシュートがキーパーにはじかれたり、負けているという印象はそれほどないものの、形が作れず、ツキも無いままで前半が終了。


 後半早めにネットを下げて孝太投入。孝太は顔に似合わずポストも出来るし(顔関係ねーだろ)、広く動き回りながら受けようとするので、ここまで対人対応のみでわりと楽に守れていたヴェルディDFがやや苦しみ始める。さらにヴェルディの運動量が全体的に落ちて、前線からのプレスが緩んだことで、中盤でボールが回せるようになり、この辺から工藤が活きはじめる。エリア内に進入した工藤がシュートを放つもこれはまたポスト。

 工藤は孝太が入ってから何度かセンターライン付近から孝太に当てるプレイを試みていたが、それが功を奏したのが後半19分。孝太が競って飛んだボールに、偶然か必然かどフリーの山口がダイレクトで合わせて押さえた弾道のシュート、びゅーてぃほ。
 山口は、守備面での貢献はもちろん、セカンドボールからダイレクトで裏のスペースを狙うボールを蹴るなど攻撃面に関与しようとするプレイも多く、中後とのポジション争いから、貪欲にプレイの幅を広げようとしているのが見えて好もしい。改めてみると、このあたり完全にヴェルディの足が止まってしまっているのが分かるね。ホープの高木兄弟は、スタミナが課題か。

 しばらくして奮闘の山口を下げて、第二のカード太田。このあたりの切り方はここ数試合のお約束。倉田を中盤に下げてアレックスを左に回すのかと思ったが、中盤に下げたのはアレックスで、ここにポイントを作ったことで、孝太の負担を緩和し、ボール回しで地味に利いてくる。

 太田は入るとやはりクロスを連打。ドリブルからでも、流れてきたボールをダイレクトに入れるときでも、プレイを止めないので相手DFが用意しきれない。斜めに入れてくるボールの角度もいやらしく、ニアとファーのDFがそれぞれ別のベクトルの動きをしないといけなくなり、これを繰り返されるとどうしてもラインの統率が乱れてくる。ヴェルディもときにカウンターで反撃するが、サイドからのラストパスの精度が悪く、助けられる。これも疲労が原因かもしれない。

 ボディーブローのようにジェフの攻撃が続くなか、後半40分ついに右サイドにいた工藤から決定的なクロスが。二人のCBの間を割るボールに孝太が裏を取り、GKとの一対一で利き足ではない右で落ち着いて沈めてついに逆転。やはり縦に抜けてこその孝太。彼がやらねばならない第一の仕事はこれだ。

 最後の交代は巻。運動量の落ちたヴェルディで怖いのはセットプレイということで守備要員としての投入は理にかなっている。ただし、入るのがCKの直前で、これは栃木戦での死亡フラグだったので、ややびびる。ロスタイムが長く、最後は押し込まれたが、くっしーがボールを押さえて試合終了。いやはや、残り5分で逆転って何回やってんだ。

 とはいえ、後半のプレイを最初からやれというのもなんか違うなーというのは、相手もあることだから。相手を走り潰すまでは膠着した状況を我慢しなければならない時もあるということです。今回良かったから、孝太をスタメンでCFにというのは、やっぱりちょっと無理でしょ。ただ、膠着させるんなら、前半はせめて0−0でしっかりクローズしといてくれとは言いたいんですが。心臓に悪いよ。

 中断前の山場はアウェイ甲府戦だと踏んでいるのですが、小瀬キラーである孝太が調子を上げているのは頼もしいことです。

試合結果(ジェフ公式)



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2013年08月20日

ジェフユナイテッド市原・千葉1-1アビスパ福岡(2010年5月9日 フクダ電子アリーナ)

 九州勢は昔からジェフには優しいという妙な印象がありますが、連戦の最後を締めくくるため、また次週はお休みターンで勝ち点を稼げないので、ここでしっかり勝っておきたいところ。
だったんだけどねぇ。

 前節の日記で、がんばりま賞を出した渡邊はスタメンはおろかベンチにもおらず、懲罰??と思ったが、どうも怪我だという話もある。左サイドバックはアレックス、右ウィングに倉田を回して、左には谷澤という配置。うーん、結果を出した選手をスタメンで使うのは当然ですが、倉田と谷澤の併用はあんまいくないというのがわたしの主張。

 サブに目を向けると、噂のあった林が入っておる。いやー、ユニ買った甲斐がありましたよ。しかし、同じシャドウストライカータイプの孝太まで控えに入っているのはちょっと変。シャドウタイプのFWを2枚切るなんて状況はこのチームの戦い方ではどうも想定しづらい。3-5-2でトップ下にポンテとかバイン(誰だよw)がいるならともかく。一方、相変わらず本職のCBが交代枠に不在。

 試合への入り方は福岡の方が上だった。2トップがデカくてよく走り回る。前節6点取った自信もあってか、中盤も信頼して前線に球を預けてる感じ。やっぱ、デカいのがポストで満足せず前に向かって走ってくるのは怖い。序盤にあっさり裏を取られて、ポストに救われるありさま。これ、この前みたいにCBの一角が負傷したら、耐え切れずにそのまま決壊したんじゃないでしょうか。

 やばいかも、と思ったところで好事魔多し、先制はジェフ。縦パスにネットが落としたところを勇人がシュート。DFに当たったらしく山なりの弾道で、キーパーなすすべなくネットに吸い込まれる。しかし、これでいけるかなと思ったのがまずかったか、福岡も似たような形で、中町のシュートで返し同点に。

 ジェフは中後が左右にボールを振るもどうもうまく収まらない。鎌田は試合開始ごろには積極的に上がる姿勢を見せていたが、時間とともにペースダウン。
 個人技が売りの両ウィングも連戦に加えて暑さもあるのかどうもピリッとしない。この辺はアレックスが前線にいないことのマイナス面が出てしまった感じ。どちらか(谷澤かな)は、ジョーカーとして手持ちにしておくべきカードではなかったか。

 中盤は動きが鈍く局地戦を制圧できない。狭いところでゴチャゴチャやり続けると、最終的にはフィジカルの無いうちが負けるのは当然。工藤はフィジカルでは絶対勝てないのだから、走れなくなってしまえば、足のつったウサギでしかないんですが。その前にサイドチェンジしないといけないんだけど、唯一サイドチェンジの意識の強いアレックスのサイドにあまりボールは回らないという不思議。今年のフクアリで初めて、ハーフタイムに入った段階で「内容まで含めて負ける可能性がある」と思った、渋い前半。


 とりあえずハーフタイムで今日の喜作を食べる。
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 後半しばらくして、倉田に変えて太田。この瞬間から太田本人とそれに引っ張られる形で他の選手もクロスを上げる狙いが意識的になる。勝つとしたらここからしばらくの時間帯で、交代も含めて積極的に動き、一気に決めておくべきだった。この後谷澤に変えて孝太。2トップ気味に行くかと思ったが、基本的に3トップ。林の出番は無くなったかなと覚悟した。勝たなきゃいけないからしゃあない。たしか早いリスタートから、孝太がクロスに頭を合わせたがこれは枠から反れる。後半最大の決定的な場面だった。

 最後のカードはなかなか切らないまま、終了間近になってネットを下げて林。いやぁ、嬉しいんだけどさ。なんというか3トップで太田、孝太、林というのは整合性が無さすぎる。太田がサイドで持ったときにはクロスに誰が合わせるのか。孝太に真ん中を任せるのは無理があるだろとか、林ゴールから遠くちゃ持ち味出ないじゃんとか。誰にとっても美味しくない形。

 やっぱりなんだかんだ言ってもあそこは巻なんじゃないのかなぁ。

 江尻監督は「倉田と谷澤が内側、内側へのプレーが多かったというのが大きく前半の問題として私は捉えていたので、どうにか幅を使えるような交代をまず優先させ、太田を投入しました。あとはアビスパのゲームのスカウティングをしていて、サイドに少し付け入るスキがあると始まる前からゲームプランを立てていたので、試合をやりながら、まずはそっちを優先しました。」と発言していますが、そもそもそういうプレイが持ち味の二人なんだから、それを問題と言われても…。

 で、サイドで縦に抜けるプレイが有効だという判断をしたのなら、4-4-2にして、巻とネットの2トップ、太田にプラスして左のMFにアレックスを上げて、サイドバックに坂本でも入れるという感じで、クロスを叩き込み続ければアビスパが瓦解する余地はあったんじゃないかと思います。村井がケガしてなければ別の選択肢もありですが。
 この交代では孝太も林も使えないけどしょうがない。あ、アレックスを上げないで、孝太をMFにするというのはあるのか、あんま好きじゃないけど。まぁ、そういう放り込みサッカーで勝っても仕方が無いという考えがあるのかもしれませんが、今日みたいな引き分けから得るものも少ないのではないかなぁ。

 短時間ではありますが林の「らしい」切れのある動きを見れたことで消化不良を押さえ込んで試合終了。正直負けなくてよかったというくらいの内容。

林のこうした発言がちょっと救いかも。
「時間帯によってはもっと状況に応じて、監督に言われたことだけをやるのではなく、選手自身がもっとしっかり考えて、いい意味で裏切るように、時にはずる賢くやっていかないといけないとも思う。」
(J's GOAL)
 監督の談話を聞いていると、戦術面や技術面で拘束力が強い印象を受けるところもあります(字義通りに解釈すると最終ライン裏へのスルーパス+飛び出し禁止じゃないのかみたいな)。林なんかがふてぶてしく自分らしいプレイを見せてくれて、すこし固い状態をほぐしてくれるといいなと思います。もちろん、勝手にやればいいってわけじゃないんですが。


 最後にブーイングがありましたが、あれが審判団に対するものだったとしたらちょっと不当な感じがします。これまでの何試合かで悩まされてきた審判に比べたらずいぶんマシだったんじゃないでしょうか。
ある程度の接触プレイは流し、イエローも乱発せず、そりゃちょっとはあれっと思うジャッジもありましたが、差し引きすればお互い様のレベルでないかな。アビスパ側からみれば若干ジェフ寄りくらいには見えたんじゃないでしょうか。

 どうも心の中がモケモケするのでユナパのショップに寄ってまだ買ってなかったイヤーブックとアルミボトルを買って帰ることに。

試合結果(ジェフ公式)
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ジェフユナイテッド市原・千葉2-1カターレ富山(2010年5月5日 フクダ電子アリーナ)

 2位のジェフが最下位のカターレをホームに迎える試合。成績から言っても、チーム力で見ても、圧勝しなければならないでしょ〜。ま、連休最終日はボーナスステージってとこですか。



んなわけない。

 とりあえず、カターレの選手としてはジェフにも在籍してくれた黒部と苔口が気になります。戦術的には黒部を経由するかしないかというところで違いははあるものの、コケの走力が怖いところ。

 で、カターレはうちのウィングに対してはきっちりスカウティングしてきたんではないかと。これまでは決定打にはならなくとも、アレックスを中心にして右でボールを保持できる時間が長かったんですが、これが許してもらえない。そして左の方の倉田なんですが、これがちょっと判断が難しい… 。既にうちのエースが倉田であることはジェフサポにとっては明らかなんですが、相手だってそれを漫然と見ているわけではない。倉田が良いのならその良さを消せばよいとは当然考えるところです。

 倉田を語る前に、同じサイドのバック渡邊の出来が不安定だったことにも触れないといけません。サイドを突破したところからのクロスは、相手にはじかれ、そのままカウンターでゴール前まで持っていかれるプレイがありました。また、栃木戦でもあった、倉田に出すボールがサイドを割ってしまうなど、自分で流れを断ち切ってしまうプレイも散見されます。こういうミスは自信なさげにやってると出がち。あと、サイドチェンジのボールを受け損なったりとか。

 こうしたプレイの後、倉田が渡邊を「使わない」シーンが目立ってきたようにも思えます。倉田がボールを受けて、その外を渡邊がフリーランしていても簡単に預けず、自分で中に入っていって単独で打開を狙うシーンが多かった印象があります。もちろん、それが倉田の持ち味で、これまでジェフはそうしたプレイに救われてきたのですが、今回はやや強引過ぎた。実際、シュートは枠に飛んで、おしくもキーパーに阻まれた本数も多いので、決まっていたら「さすが、倉田は違うね!」などと、わたしも持ち上げていたのでしょうが、素人の感想日記なんて、後出しじゃんけんの結果論だからね…。

 ただ、シュートを防いでいたカターレのGKのよさが目立ってしまいますが、DFも前述のように倉田にシュートは打たせてしまっているものの、これまでのチームのDFのようにむやみに飛び込んでかわされるのではなく、我慢してついていきながら、ぎりぎりコースだけは限定するという仕事をしていたのではないでしょうか。最終ラインでの粘り強い守備に、ジェフは相当苦しめられていました。

 やはりここは、もう少し渡邊を使ってもよかったと思います。フリーの選手にパスを出せば相手もついて行かざるを得ませんし、そこで生まれたスペースを活用していけるはずです。それが現状うまくいっていない、個人でぶち抜いた方が効率がいいとしても、方向性としてはそれを洗練させる方向でしかコレクティブなサッカーの成長はありません。倉田はスペシャルな選手になれる資質を持っているからこそ、簡単なパスを出すという選択肢をひとつ持っていた方がいいんじゃないかなと。
 渡邊は精彩を欠いたプレーの多い試合でしたが、強烈なミドルも一本打っていました。あのシュートの威力をクロスにぶつければ、得点になるかどうかはともかく、そのままカウンターにはなりづらいと思うよ。


 さて前線に手詰まり感が出てきたことで、中盤も窮屈に。工藤がボールをもってコースを探すところをカターレの攻撃陣に狙われたり、「工藤、うしろ!うしろ〜!」状態になることも。連戦の疲れもあってか、パスを受ける側の動きにやや雑なところがあり、膠着感がただよいます。出しどころがないままDFラインでボールを回してから、ミリガンが長いボールを入れるプレイもありましたが、これも前線の選手がマークを外していないため、やや苦しさの見える選択でした。

 線審が奇妙な裁定でボールをカターレに回したり(これは悪意というよりは、単に技量の問題というべきかも)しているうちに、流れがカターレペースになる時間帯もあったり、疲労もあるとはいえけっこうきつい展開です。スコアレスで前半終了。


 ハーフタイムにパフォーマンスを終えて下がっていくジェットスフィーンをぼけーっと見ていたら、シュート練習のボールがゴル裏を直撃してびびる。横目にとらえていたものの、硬直して動けず(笑)。ただ、ジェットスフィーンを見る余裕が自分の中に戻っていることは確認できた。この2、3年、ハーフタイム時点でつねにいっぱいいっぱいだったからなぁ。

 後半しばらくして、左サイドバックの渡邊を下げて、アレックスを回すおなじみの展開。今回は、渡邊が悪かったし、アレックスも高い位置で生きていなかったので妥当なところ。投入されたのは谷澤で、横浜FC戦の再来を祈りたい気分に。

 しかし、先制したのはカターレ。栃木戦に続いてのPKからで、ジェフサポからは大ブーイングだったのだが、映像を見てみると福元の扱いが中途半端なところを苔口に狙われて、慌てて手をかけてしまっているので、あのプレイに出すという判断はあるかなとも思う。とはいえ、ネットさんが同じプレイで倒れたとしても、100パーセントPKにしてもらえないだろうなとも思いますがね。
 栃木戦で離脱した茶野は尾骨脱臼とかいう話もあって、治療法をググってみたら、ちょっと涙目になってしまうようなことが書いてありました。茶野が復帰したときに、しばらく彼の顔を正視できないかもしれません。症状が重い場合には時間もかかりそうなので、福元には今回の経験を糧にしてほしいところです。


 これを受けて、ジェフは中後を下げて青木孝太を投入。この辺、動きがばたついていたこともあって、いまいちフォーメーションを正確に把握できなかったのですが、基本倉田を一列下げて、ネットと孝太の2トップにしたと見ていいでしょう。

 アレックスも倉田もカウンターのときはともかく、ポゼッションしているタイミングでは相手DFラインの前で足元に受けるタイプですが(江尻監督はチームとしてその方向を徹底させたいという発言を何度もしていますし)、孝太は一発で裏に抜けることに特徴がある選手。その意味では3トップのウィングよりも、2トップのシャドーで光ります。フォメの変更に加えて、タイプの違うFWの投入に、少しカターレも戸惑ったよう。

 先制された焦りもあって、ジェフの攻めには余裕のない慌しさがあったのですが、カターレのほうも、ジェフの焦りをいなしつつ、機を見て冷酷に止めを刺すほどのチームの経験値はなく、ジェフの焦りがなぜかカターレにまで伝染してしまった気配がありました。

 終盤に得たコーナーキック、跳ね返されたところをミリガンがヘッドで中に入れなおし、待っていたのはネット。ポスト周辺をケアしていただろう相手DFが一人奥に残っていたためにオフサイドになりません。結果論からいえば、はじいてからミリガンが競るまでの間にラインを上げきってしまうべきだったか。ネットはここはこれしかないというバイシクルで叩き込みます。あれはキーパーどうしようもない。



 さらに倉田を下げて太田。とにかく攻めまくるという采配です。そして点を取らねばいかんという状況での交代策に巻が含まれなかったということは、地味に重い意味を持つのかもしれません。

 カターレは得たコーナーキックを引き分けでよしと時間稼ぎに使います。このプレイはとりわけカターレサポの間で議論を呼んでいるようですが、ことの善悪というのはにわかには判定できかねます。黒部はわりとネガティブな環境に過敏に反応するとこもあるのでちょっと心配。
 とにかく、奪い返したボールをこちらが前線に運び、セットプレイへ。コーナーを多く取れる局面では、正直、巻がいた方がとも。スローインに流れたプレイから勇人がクロスを入れ、競りあって流れたボールは谷澤のもとへ。胸で一歩分前へ落として強烈なシュート。この辺の判断が谷澤は違うよね。ドリブルだけの選手ではないわけです。



というわけで、上位の甲府と柏が引き分けて、足を引っ張り合ってくれたことで、この勝利は重いものになったわけですが、とても2位と最下位の試合で2位のチームが勝ったなどという結果の字面からは遠く、内容に問題の多い試合だったという印象が強く残ります。カターレとしては、引き分けは十分狙える試合だったと思っていることでしょう。

 相手が守備ブロックをしっかり引いて、それが機能している場合には、チームとしての攻めはわりと素直に手も足も出なくなってしまう。そこでの膠着はいままで個人技で打開してきたところがあるんですが、そこまで相手の手がかかってきたとなると、やはりもう少しチームとしての崩しの意識の共有へ回帰してほしいところがあります。勝ってるうちにね。ま、そんな仏頂面も、この笑顔の前ではゆるんじゃうんだけどさ。
 連休は終わったとはいえ、連戦はもうちょっと続くというわけで週末にはホームの福岡戦。

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posted by すける at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ジェフユナイテッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする