2011年03月08日

英国抵抗歌集『English Rebel Songs 1381-1984』チャンバワンバ

チャンバワンバ ”English Rebel Songs 1381-1984”を購入。

 タイトルの通りイギリスの歴史における民衆の抵抗歌をカバーしたものである。ラッダイト や、ディガーズ、チャーティスト運動など歴史の教科書に載っているようなものから、ソフトドリンク工場でのストライキから生まれた歌など史料的にもけっこう価値が高い。
English Rebel Songs 1381-1984
English Rebel Songs 1381-1984

 産業革命期の生産現場への機械の導入によって失業の危機に襲われた労働者、彼らが機械を打ち壊しまくった「合理化」への抵抗が「ラッダイト運動」として自意識を持つ。
「ラッド将軍の大勝利」Triumph of General Ludd がラッダイトたちの歌だけれども、個人的には「ネッド・ラッド」という謎の人物を創造したことだけで、この運動は勝利を獲得したと思っている。
 あらためて調べてみたら、「ラッダイト」のコミュはないんだねぇ。進歩に対する消極的な反動としていまだに拒否反応も多いラッダイトだけれども、進歩の裏側にはかならず必要な運動のはずだ。花田清輝なんかがちょっと光をあたえてたはず。



このアルバム、ソウル・フラワーが労働歌・革命歌を発見したことに 比肩するくらいよい出来だと思うのだけれど、日本で聞いてる人はどれだけいるのやら。ネット巡回してみても、日本語で言及しているのはほとんどここくらいでした。
『A Thousand Trees』
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posted by すける at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする