2020年03月14日

私事

娘が生まれました、はい。
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posted by すける at 00:14 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

『ゼイリブ』『遊星からの物体X』ジョン・カーペンター監督

 テレビやレンタルなどで見ているものの、やはり劇場で見たいということで早稲田松竹の二本立て。



 『ゼイリブ』はSF的社会批判の強みと弱みを等分に持ってるなとずっと思っていて、レーガン政権末期のアメリカで放たれた広告・宣伝を通じた消費強制社会批判は現在に至るまでの射程を持っている一方で、カーペンターが2017年にもなって「(これは暴走する資本主義への批判であって)ユダヤ人が世界を支配しているという虚偽の中傷ではない」とわざわざ言わなければならないという側面がある。

 ユダヤ人の支配などとは馬鹿げたつまらない作品の読み方であるけれども、こうした低水準の感想は日本でも「マスコミに入り込んだ○○人の陰謀について描いているのでは」などという形で見られないでもなく、一定の数がいることも確認できる。そして、こうした監督を嘆かせるような読み手の存在は、当然それ自身の貧しい認識力の限界の問題である一方で、「真実を暴くサングラス」や「人間の間に入り込んだ敵対的な異種族」というSF的に便利な道具立てが呼び起こしたという一端の責任もあるのではないかと。

 ただサングラスをめぐる、いわゆる「プロレス」シーンの長さについては、わたしは割と肯定的で、というかわたしたちはずっとある意味ではこのサングラスをかけろ、かけない、いやこのサングラスのほうが正しいのだという水準のもみ合いを延々としているようなものだからだ。このあたりについては「『ゼイリブ』に描かれる 同時代からの引喩について」上石田麗子(『國學院雑誌』115巻 11号)に、まとまった文章がある。

『遊星からの物体X』については、グロテスクなシーンの強烈さの一方では、被害者がモノに同化される瞬間の描写は、決して行われないというあたりの抑制が、ラストシーンを巡っていまに至る議論を支えているなと興味深い。あと、物販でJ&Bのボトルあったら、帰りに買ってしまうよなーという。まあ、上映中に飲まれたらたまらないだろうか。あ、会場では『ジョン・カーペンター読本』買えました。

 それにしても、『ゼイリブ』(レイ・ネルソン「朝の八時」)、『遊星からの物体X』(ジョン・W・キャンベル「影が行く」)、『光る眼』(ジョン・ウィンダム『呪われた村』)とカーペンターのSFものの原案チョイスの方向性は一貫してる。いっそ『超生命ヴァイトン』とかどうだろうかという。





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posted by すける at 12:25 | Comment(0) | 映画・演劇・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

『ザ・フォーリナー 復讐者』マーティン・キャンベル監督

 ジャッキーの『ザ・フォーリナー 復讐者』見てきました。制作の話を聞いたときは、日本公開もすぐだろうなんて思っていたんですが、実際には2年近くたってしまいました。それでも劇場で見れたんだからよしとしましょう。


 アイルランドをめぐる政治的駆け引きがあるために、ある程度穏健派と強硬派の指導力争いみたいなことを知っていないと入り込むのに若干苦労するかもしれませんが、基本線は復讐のための相手を知ろうとするジャッキーが、目を付けた相手に執念深くからみ続けるという流れ。おもな対象となるのはボンド俳優であるピアース・ブロスナンで、ボンド対ジャッキーのバトルも期待されますが、今回は相手が悪すぎた。目の死んだジャッキー・チェンが、森の中や張り付いた天井から襲ってくるという、いささか襲われるほうが気の毒にならないでもない怖さ。

「ビルから外部への脱出」「森の中」「室内」の三つの場面でのバトルがあるんだけれど、元特殊部隊員としてのキャラ設定に起因するアクションを重視したという監督の発言がある一方で、結構ジャッキースタイルのアクションも織り込まれているというバランス感がありました。脱出シーンでは、ダイナミックな縦の移動(落下)シーンを多用し、格闘でも手近なものを利用する動きを見せたり、今作ではジャッキーはアクションシーンに関する最終的な決定権は持っていなかったようですが(HPではスタント・コーディネーターはグレッグ・パウエルとなっている)、ジャッキーのアクションの見せ方を分かってる感じ。修行(むしろリハビリか)シーンとかのサービス入りですよ。


 腰から下もしっかり動けていて、ジャッキー健在だと嬉しくなりますね。DVD化で特典映像とか付くのもも楽しみですが、これはやっぱり劇場で見ていただきたい。

 やや設定は変わっているようですが、原作も。


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posted by すける at 03:40 | Comment(0) | 映画・演劇・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする